2008年、成人式 <20080124wrote>

2008年1月13日、地元の成人式に行って参りました。私の在住する東部校下と、私にとっての地元校下からの招待をいただきましたが、体は一つなので、東部は式典の祝辞のみ、そして、式に出れなかったところには、お祝いに駆けつける形をとらせていただきました。

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写真は、東部校下成人式の式典開始前の様子。富山市健康増進センターにて。

成人式とは関係はないのですが、各校下や、団体での行事のときに、日程が重なってしまい、どちらもしっかりとした参加ができないことが昨年中もかなりありました。せっかくの皆様からのお声がけに、きちっと十分に役目を果たせていないことに、自分自身ストレスがたまるときがけっこうあります。しょうがないと割り切ることも自分の中ではできず、苦しいところであります。

さて、私にとって東部校下の成人式は、思い出深いところです。昨年は、立候補を決めて、事務所ができてさあ動くぞ、というときだったこともあり、応援メンバーのスタッフの発案で、「新成人は初投票やぞ!顔うってこんと。」ということで、成人式の始まる前に、会場の入り口でたすきをかけてはじめての挨拶運動をやりました。大変雨風の強い、荒天日だったことを覚えています。今年は、雪が降りました。私は男なので、女性の新成人にとって雪はどうなのかよくわかりませが、個人的には、きりっとしたすばらしい日和に思われました。昨年同様、校下の諸先輩がたが、交通整理のために外に出てたっておられました。本当に寒い中を、皆さん笑顔でお世話くださっています。ありがたいなとおもいます。中に入っても皆さんそれぞれ役割を持ってきびきびとお世話していらっしゃる。こういうことのありがたさは、わかりやすいようでわかりにくいものだと思います。この、成人式を校下で行うということの意味、自分が成人式のときは、東京で学生をしていて富山に帰ろうとも思わず、東京の仲間と飲んだだけでした。生まれ育ったふるさとにて、地元の先輩たちのお世話を得て行う成人式の意味を、できれば当人たちが、その成人式の日に感じられたら最高だと思うんです。なかなか、それは今すぐは難しくても、どこかで気づいて、感じてほしいなと思います。「地域」という大切な概念。地域、帰属意識、わが町、母校、小学校、仲間、先生、恩師、地域の絆、地域再生のキー=ひとのつながり、成人式はわたしにそういうものを考えさせました。

来賓として、祝辞を述べる機会をいただきました。
感謝することのむづかしさ、自分が、全力で挑むことのたいせつさ、自分のことを決めるのは、自分だけ、などとわかったようなわからんようなことを言いましたが、家に帰って、校下の先輩方とおなじように、自分も彼らがきていたことがただ単に嬉しかったんだなあと思い、もっと笑顔で話せばよかったな、と珍しく自省いたしました。

ともにこれからを担ってゆく新しい同士たちに、おめでとう!