食料供給困難事態対策法案に反対しました

5/23の本会議では7本の法案採決がありました。
吉田はこのうち食料供給困難事態対策法案だけ反対しました。
不測の事態における食料安全保障を鑑みると、政府全体の意思決定を行う体制を構築する根拠の法制度を整備するのは理解できます。

しかし、この法案では食料供給が困難になった場合、食料の出荷・販売の調整・輸入拡大・生産拡大に係る計画の届出を事業者等に指示できるとあります。
そして指示に従わない農業者等に対し罰則規定を設けています。この設定に問題アリです。指示に従わなければ20万円以下の罰金。立入検査拒めば20万円以下の過料。しかし金額が同じでも、刑事罰である罰金と刑事罰ではない過料では全く異なるのです。(罰金だと前科がつくことになる)
詰めきれていない法案をまた政府が提出してきたという感を吉田は受けています。


食料供給困難事態対策法案の問題点を指摘する吉田