富山県の令和5年度予算・組織案説明を県首都圏本部より受けました

2月15日、富山県首都圏本部の砂原本部長と飯田本部長代理が議員会館の事務所にお越しになり、令和5年度の富山県予算・組織案を説明いただきました。

2月17日の新田富山県知事の県予算・組織案に関する記者会見が終了するまでは説明時のやりとりの詳細については差し控えます。(終了後に追記予定)
しかし、富山県選出の国会議員である以上、吉田豊史は富山県の応援団であり、富山県のセールスマンであることはお伝えさせていただきます。


【2月20日追記】
2月17日に新田富山県知事が令和5年度県予算・組織案に関し記者会見をされたので、事前の2月15日に県首都圏本部から説明いただいた時のやりとりと注目したことの一部を追記します。
【概要】
◯当初予算額
報道などですでにご存じの方も多いと思いますが、令和5年度一般会計の当初予算額は6,326億円です。新型コロナ関連経費を除くと過去最大規模とのことですが、コロナ禍からの回復をしていくにあたり、特に地方においては公共からの支出で民間を、国民生活を応援していく必要があるという視点からは納得感があります。
エネルギー価格・物価高騰対策やこども政策もしっかり目配りされていると感じています。

◯県債残高
地方自治体には通貨発行権が無く、県債の残高も着目していく必要はありますが、令和4年度末見込み:1兆1,756億円→令和5年度末見込み:1兆1,345億円と着実に減少傾向にあると思っています。

◯ひも付き
個別の項目について説明を受けていますと、たとえ少額であっても、使い方が決まっているひも付き資金を県の方で引っ張っている涙ぐましい努力を感じます。同時に地方が自由に使える交付金の幅をさらに広がると、県としても県民のみなさんへの応援のためにもっと工夫できるのだよな、と改めて感じています。

【組織の見直し】
◯広報・ブランディング推進室
今回、知事政策局に「広報・ブランディング推進室」が設置されます。県のブランディングに係る企画立案と情報発信の司令塔になる体制強化です。以前、砂原本部長が広報関係に携わっていらしたので、吉田がついつい盛り上がってしまいました。吉田は以前から「ブランド化」について何度も発言しており、今回の設置については「我が意を得たり」という感じです。
組織横断的に各部署とやりとりをするのでしょうから大変だとは思いますが、富山のセールスマンを自負する吉田としては「どんな風に応援できるだろうか」と思いをめぐらしています。

◯「薬事指導課」「くすり振興課」
今までのくすり政策課が規制部門と振興部門に分かれた形です。薬業は県の主要な産業の一つですし、薬業というカテゴリにとどまらず、印刷業や情報処理業界とも関連しています。1日も早い信頼・業績の回復につながればと思います。


左から吉田、砂原首都圏本部長、飯田氏